(つづき) ※下記は草稿です。
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まず施策に対する根本的な考え方、姿勢として、
「コンテストの参加者を増やし、アマチュア無線を
盛り上げよう」という視点が感じられません。
過去にも、フィールドデーは暑いから?と、開催時刻
を変更して、また元に戻すなどしていますが、同様に
コンテスト時間が長いからと言われて、短く統合する
だけの提案しかない点に、縮んだ思考で、物足りなさ
を否めません。AA電信と電話を統合開催するという
案の場合、コンテストを一つ減らすということなの
でしょうか?
聞き入るべき意見と、聞き流すべき意見とを峻別し、
俯瞰した観点から、「コンテストを盛り上げていく
ためにはどうするべきなのか」の発想が必要に思います。
先に記述しましたが、EU等までSSBで有効に飛ばすには、
コンディションもさることながら、一定以上の設備が
必要で、昨今の取り巻く状況変化から限られた局に
しか実現できない難しいものになっています。
よって、AA PHの代わりとなる、別のコンテストを
開催することを提案します。
新たなコンテストのアイディアは様々考えられるかと
思います。一つの案として、AAを踏襲しつつ、より
多くの参加局が見込める案を提示します。
昨今BY、YBの局数がかなり増加しています。AAPHの
ログ提出数を見ても突出しています。
(JA=390局、YB=133局、BY=45局、UA0=29局、DU=26局、
9M2=16局、HS=15局)
東南アジア諸国のエリア等がマルチになり、WやEU
からビームが向く新たなコンテストの開催が参加局数
を増やし、近隣諸国とのリレーションも図れるのでは
ないかと考えます。また、国内QSOもOKとすることで、
今までDXコンテストに参加していなかった局にも
DXコンテストになじんでもらうきっかけにもなろうかと
考えます。
国内とDX、特に近隣諸国を混ぜ込んだコンテストを、
AAPHの発展形として開催することを提案します。
細かな規約は改めて精査するとして、大枠の考え方
のみ下記に示します。
日時:9月第1週末土曜日15:00~日曜15:00の24H
周波数:1.8~28MHz
部門:電信電話MIXのみ 各バンド、オールバンド、
MS、M/M
ポイント:同一エンティティ1点 別エンティティ3点
同一バンドで電信と電話2回QSO OK
マルチ:都道府県、BY,YBエリア+α、ASIA+OCEANIA一部のDXCC、CQZONE
ナンバー:JA:RS(T)+県NR、DX:RS(T)+CQZONE
国内同士もOKで、アジア近隣でマルチが稼げるコンテスト
であれば、小規模設備でもある程度楽しめ、裾野が
広がるのではないかとの趣旨です。
新たなコンテストの案はこれに限ったことではありませんが、
AAPHの単なる時短縮小ではなく、多くの局が楽しく参加できる
コンテストの検討実施を期待し、お願いしたいと存じます。
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